お久しぶりです、べたーです。(このブログのこの書き出しがなんと多いことやら)
今回は生活の中で少し気になったことがあったので少し。
ネット上では「べたー」と名乗っている私ですが、現実では21歳学生として生きているわけで。
人と関わる手段もTwitterではなくLINEを使っています。
今回はそのLINE中でもグループラインにやや寄った話をしてみたいと思います。
私はLINEをほとんど連絡手段としてしか使わないのですが、いかんせん私はこのツールがとても苦手です。
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Twitter以上に制限される文字数それというのも非常に文章が書きにくいからです。私は簡潔に言葉を書くことが苦手で、
図らずも文章が人よりも長くなってしまいます。
LINEはスマホを縦に使っている場合、1行に10文字ほど文章を打つことができます。
LINEを使っている感じ、文章が4行以上になると長いと感じるので、
文章を3行、30文字以内に収めることが目標となってきます。
Twitterが140文字も打てるのに対し、LINEは30文字…いや~きびし~(笑)
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制限されてないのに制限されているということ「いやいや、別に書けばいいじゃない。実際制限なんてされていないんだし」
そう思う方も当然いると思います。親しい仲の人とのラインならいいですが、そうでないのならなかなか難しいです。
ではそれを妨げているものとは何なのでしょうか?
それの答えには”空気”という言葉がちょうどいいのではないでしょうか。
誰も長い文章を打っていない中で極端に長い文章を打つ行為は空気を乱す行為に他なりません。
◇
1行10文字というアーキテクチャこの”異常な行為に仕立て上げる”ことLINE側も狙ってやっていると考えます。
その場の”空気”を操ることなんて無理だろうと思う方もいるでしょうが私はある程度は可能だと考えます。
それが、先ほどから何回も繰り返している、1行10文字です。
これをすることによってメールだったらそんなに長くない文章でもLINEで同じ文章を打つと長いと思わせることができます。

↑メールだとこんなもん。少ないくらい。

↑LINEだとちょっと長めですよね。キノピオくんはご機嫌ナナメ。
ちょっとわかりにくいかもしれませんがメールと比べたら一目瞭然ではないでしょうか。
LINE、長い、ですよね?
これによって長い文章は悪、ということを知らず知らずのうちに植え付けられていきます。
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長文が書けないことのデメリット長い文章が書けないことのデメリット。それは”空気”を読みづらくすることです。
普段から仲のいい人とのLINEならいざしらず、
そうではない人が少なからずいる、
学校のクラスやサークルなどのグループラインにおいては重要な問題となってきます。
親しい仲の相手には数語あれば自分の意思を伝えることができますが、関わりのない人にはそうはいきません。
自分が今何を思っているのかを文章で伝えるのは至難の技です。
ここまでつらつらと書いてきましたが、そもそも、文章で”空気”を読みづらくさせるメリットがLINE側にはあるのでしょうか。
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文で伝わらないなら…?LINE側が文章を制限する理由、それは
L I N E ス タ ン プを買わせることに他なりません。
ご存じのようにLINEスタンプは絵をトークの中に挿入できる機能です。動くスタンプや音の出るスタンプもあり、これを使えば文章よりも遥かに楽に、わかりやすく自分の気持ちを伝えることができます。
LINEスタンプはLINE上で
空気に色をつける道具と言ってもいいのではないでしょうか。
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なぜLINEスタンプを買うのかLINEスタンプには最初から使用することができるスタンプが存在します。
しかしながら現状、初期スタンプを見かけることはほとんどありません。
それはすなわち多くの人が、無料ではない、有料のスタンプを使っているということになります。
なぜスタンプを買うのか、それはより自分を表現したいからだと考えます。
自分の好きなキャラクターのスタンプを使って自分を表現する、
初期スタンプよりももっと自分に近い気持ちが表現できる、だからスタンプを買うわけです。
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自分を表現することって…?ですが私はこの行為に疑問を持たざるを得ません。
上の考え方だと
自分を表現すること=自分に”近い”型を選ぶことになってしまうからです。
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文章を考えるのって楽しくないですか?もちろん、私もLINEを使用する一ユーザーなのでスタンプを選ぶ楽しさというものを知っています。
しかしながら、スタンプを使うだけのトークは何か違う気がするのです。
伝わりづらくても一生懸命考えて文字にする、難しくても、この過程が僕は好きなのです。
だから、私はLINEを好きになれません。
ですが、めんどくさくなるときもあります。そんなときは簡単にスタンプで済ましてもいいと思います。
頼り過ぎないこと、それが大切なんだと思います。
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