ショコラ~maid cafe "curio"~ 大村翠ルート 感想


今回は前回と同じく「ショコラ~maid cafe "curio"~ Re order」より大村翠ルートについての感想を書いていきます。

※ネタバレ有り

大村翠ルート


物語が始まった段階では大介への恋が成就することは極めて絶望的でした。大介も香奈子もずっと想いあったままだったから。翠自身もそれを認識していて、代わりになるような存在、頼りになるような存在の人間に恋をしようとしました。
でも、大介の代わりなんてもういなくて。大介の煮え切らない態度も相まって、大介への恋心を忘れられずにいたんだと思います。
翠にとっては残酷ですよね。生殺しもいいところですよね。

でも6月1日、酒の勢いこそあれ、大介の気持ちが翠に向いてしまって。
あんなに望んでも自分のものにならなかった大介が自分を愛してくれている。
その味を知ってしまった以上、もうもとには戻れません。いや、戻りたくなかった。
BADエンドではこの関係を保ったまま三人に戻るという出来もしない終わりかたをしています。
いつ香奈子に取られるのだろう。という不安とともに生きて行かなくてはなりません。

TRUEエンドでは香奈子が大介を求めて行動します。ただそこはなんとか翠への誠実さをみせこらえ。
ですがそれは翠が本当の感情を表す十分なきっかけで。

「あたしに裏があったらそんなに変か!?」
「たまにはすがりついちゃいけないのか!?」
「嫉妬するあたしって、そんなに醜いか?
べたべたする大村翠って…全然似合わないか!?」


このシーンより前の大介から見た翠の印象はこの文に表れていると思います。
「人に頼りきった翠なんて…
まるで、たちの悪い冗談のようなものを。」

翠の「嘘」は大介にとって紛れもない真実だったのです。

ですが大介にとっての真実は目の前で崩れ落ちました。
何かが変わったわけでもなく、翠が元から持っていた感情、8年間溜めに溜めこんだ感情。
それが爆発したこのシーンでは、見てる側には痛いほど翠の想いが伝わってきました。
ほんとの姿を知らなかった大介には、何故?という疑問の感情しか与えられなかったことは悲しいことですね。

そのあと大介は翠との逢瀬を見た香奈子を追いかけ、翠はショックで心身ともに弱ってしまいます。
そこでやっと大介は翠の本当の気持ちに気付けて、自分の気持ちにも気づくことができました。


このルートをやっていて、あとに行けば行くほど私は翠のことが好きになりました。
ほんとは欲しくて欲しくてたまらないのにどうにか表に出さないようにする健気さとか、報われた時の嬉しそうな笑顔とか、大介にしか見せない甘えた声とか。なんでデレた幼なじみキャラってあんなに可愛いんですかね。
翠というキャラクターは本当に魅力的でした。

「嘘」についても改めて考えさせられました。きっかけがあったから良かったものの、それがなかったら「嘘」が真実のまま物語が終わってしまう可能性だってありました。他のルートではそういうルートもあります。
伝えなきゃ相手はわかってくれません。大介は鈍感だと思いますが、ちゃんと伝えないほうも悪いですよね。
大切なことはきちんと伝えること。それが大事だと感じました。(といっても、なかなか難しいんですけどね)

以上で翠ルートの感想を終えたいと思います。ご拝読ありがとうございました。
そのほかのルートについてはこのブログを始める前にtwitter上に書きましたので、ブログでは触れないようにします。

次は別の作品について書こうと思います。しばらく間隔空くと思いますが、また来ていただけたら嬉しいです。
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