ままらぶ ノーマルルート感想<短め>


お久しぶりです。べたーです。
今回はいつも通り丸戸作品の中から「ままらぶ」の感想を書いていきます。

ままらぶはアメリカのホームドラマを意識しているのか各話ごとにOP・EDが入った(EDには拍手の演出も)り、笑い声の演出があったり、言葉がコメディ調だったりします。
フルスクリーンにしたときにブラウン管のテレビのような形に画面を切り取っていて芸が細かいなあと感心させられました。
2003年に作られたとは思えない新しさを持った作品だとおもいます。
フルハウスを久々に見たくなりました(それしか知らない)。
周回プレイしていくとくどく感じてしまうのだけが難点でしょうか。(勝手に飛ばせばいいやん)

さてさて、今回はいわゆるノーマルルートについて”軽く”感想を書こうかと思います。

※私が本記事を作成している時点では涼子ルート及び小雪ルートをプレイしておりません
ノーマル・かおり・クリス・瑠璃の4ルートを終えた時点での感想です。


ノーマルルート

このルートは涼子と小雪についてどっちつかずの選択をすると迎えるようです(なお本人は涼子ルートに行く気しかなかった模様)
このルートは涼子と浩二は相思相愛でしたが、涼子が小雪の想いを知って、小雪の親として浩二を拒絶するエンドで、その後、浩二は涼子を、小雪は浩二を諦めないことがほのめかされて根本的な解決がされない終わり方でした。
涼子さん鈍すぎだろとかもっと早く小雪の気持ちに気づけよとか正直思いましたがそんなタラレバ論は置いといて。
涼子にとって、小雪の母であるというのは、浩二との恋愛という視点から見れば社会的な「しがらみ」でしかありません。
誰にでもこの「しがらみ」はあると思いますし、それは年齢とともに増えていきます。
涼子にとって災難だったのは今回の「しがらみ」が考えられるなかで最も強固な「しがらみ」の一つだったということです。
たとえば「しがらみ」が友人関係だったら割と簡単にその「しがらみ」を取り去ることができます。親友同士が一人の男をめぐって絶交するとか、よく聞く話ですよね。
しかし親子という「しがらみ」はそんな簡単に崩れるものではありません。自分が手塩をかけて育ててきた子供なら尚更です。
だから、涼子は小雪が自分と同じ土俵に入ってきた時点で自ら降りるしかなかったように思います。
この関係がどのように変わっていくのか、涼子ルート・小雪ルートが今から楽しみです。

小雪と打とうとするといつの間にか小春って打ってるという。

今日明日中にかおり・クリス・瑠璃ルートの感想も書くつもりです。
スポンサーサイト

ショコラ~maid cafe "curio"~ 大村翠ルート 感想


今回は前回と同じく「ショコラ~maid cafe "curio"~ Re order」より大村翠ルートについての感想を書いていきます。

※ネタバレ有り

大村翠ルート


物語が始まった段階では大介への恋が成就することは極めて絶望的でした。大介も香奈子もずっと想いあったままだったから。翠自身もそれを認識していて、代わりになるような存在、頼りになるような存在の人間に恋をしようとしました。
でも、大介の代わりなんてもういなくて。大介の煮え切らない態度も相まって、大介への恋心を忘れられずにいたんだと思います。
翠にとっては残酷ですよね。生殺しもいいところですよね。

でも6月1日、酒の勢いこそあれ、大介の気持ちが翠に向いてしまって。
あんなに望んでも自分のものにならなかった大介が自分を愛してくれている。
その味を知ってしまった以上、もうもとには戻れません。いや、戻りたくなかった。
BADエンドではこの関係を保ったまま三人に戻るという出来もしない終わりかたをしています。
いつ香奈子に取られるのだろう。という不安とともに生きて行かなくてはなりません。

TRUEエンドでは香奈子が大介を求めて行動します。ただそこはなんとか翠への誠実さをみせこらえ。
ですがそれは翠が本当の感情を表す十分なきっかけで。

「あたしに裏があったらそんなに変か!?」
「たまにはすがりついちゃいけないのか!?」
「嫉妬するあたしって、そんなに醜いか?
べたべたする大村翠って…全然似合わないか!?」


このシーンより前の大介から見た翠の印象はこの文に表れていると思います。
「人に頼りきった翠なんて…
まるで、たちの悪い冗談のようなものを。」

翠の「嘘」は大介にとって紛れもない真実だったのです。

ですが大介にとっての真実は目の前で崩れ落ちました。
何かが変わったわけでもなく、翠が元から持っていた感情、8年間溜めに溜めこんだ感情。
それが爆発したこのシーンでは、見てる側には痛いほど翠の想いが伝わってきました。
ほんとの姿を知らなかった大介には、何故?という疑問の感情しか与えられなかったことは悲しいことですね。

そのあと大介は翠との逢瀬を見た香奈子を追いかけ、翠はショックで心身ともに弱ってしまいます。
そこでやっと大介は翠の本当の気持ちに気付けて、自分の気持ちにも気づくことができました。


このルートをやっていて、あとに行けば行くほど私は翠のことが好きになりました。
ほんとは欲しくて欲しくてたまらないのにどうにか表に出さないようにする健気さとか、報われた時の嬉しそうな笑顔とか、大介にしか見せない甘えた声とか。なんでデレた幼なじみキャラってあんなに可愛いんですかね。
翠というキャラクターは本当に魅力的でした。

「嘘」についても改めて考えさせられました。きっかけがあったから良かったものの、それがなかったら「嘘」が真実のまま物語が終わってしまう可能性だってありました。他のルートではそういうルートもあります。
伝えなきゃ相手はわかってくれません。大介は鈍感だと思いますが、ちゃんと伝えないほうも悪いですよね。
大切なことはきちんと伝えること。それが大事だと感じました。(といっても、なかなか難しいんですけどね)

以上で翠ルートの感想を終えたいと思います。ご拝読ありがとうございました。
そのほかのルートについてはこのブログを始める前にtwitter上に書きましたので、ブログでは触れないようにします。

次は別の作品について書こうと思います。しばらく間隔空くと思いますが、また来ていただけたら嬉しいです。

ショコラ~maid cafe "curio"~ 秋島香奈子ルート 感想



先日取り上げた「冴えない彼女の育てかた」の影響によって、原作・丸戸史明さんの過去作品をプレイし始める方を最近よく見かけます。かくいう私もそのひとりでして、今回からはプレイし終えたばかりの「ショコラ ~maid cafe "curio"~ Re-order」について書いていこうかと。まずは秋島香奈子ルートについて書いていきます。
だいぶ的外れなこと言ってたらすいません。あくまで初回プレイでの感想です。

※ネタバレ有り


秋島香奈子ルート

このルートは記憶というものが主題にある気がしました。
ショコラの物語は3月31日、香奈子のシャワーシーンから始まります。プレイしている側からすれば、何故そういう状況になってるかわからない、記憶がない状態で。この人たちはもう恋人同士なのかなとか考えたり、でも香奈子が裸で出てくることに驚くということはそこまで関係が進んでないのかなあと思ったり(裸で出てくるのに関係が進んでないなんてなんだか矛盾してる気もしなくはないですが)。推測でしかわかりません。
だから香奈子さんの機嫌が悪くなる理由も全く検討もつかなくて。

それとは反対に香奈子は痛いほど覚えていました。
初めて出会ったCDショップ、一緒に駆け落ちしようと言ったあの日、二人で作った物語....
いつもそれを胸の奥に抱えながら、その時の激情は出さないようにして。
こうして友達以上の、恋人未満の関係を続けていました。ある名目を自分の中に打ち立てて。

ただあくまで中にあるのは激情だから、ふとしたきっかけでこぼれ落ちました。
それはちょっとした反動、もしくは消極的な決意。
このまま大介のすべてを奪って消えてやろうと。

BADエンドではこのまま香奈子は消えてしまいます。表面上の目的は成し遂げて。
大介の記憶に自分が刻みつけられて、やっと昔の呼び方で呼んでもらえて。
ひとつだけ誤算だったのはそれが嬉しすぎたこと。自分も深く傷つくこと。

TRUEエンドでは復讐は失敗に終わります。何も覚えててくれなかったから。
だけどそれが大介が自分の記憶を見つめなおすきっかけになって。
決して自発的ではないですが、大介は自分の香奈子への感情を眠らせていただけですから、きっかけさえあればすぐ香奈子へ向き直ることができます。
最後は大介が香奈子さえも眠らせていた思い出の箱を開けることによって二人は結ばれることになりました。

なんかあらすじみたいになってしまいましたが。私が感じたことは忘れることも人間らしさなのかな、と。
だってそうでしょ、何もかも覚えていたこんな劇的な仲直り、できるはずありません。はいはいそれがどうしたので終わりです。覚えくれている嬉しさ、忘れられる寂しさ、思い出してくれるありがたさ、忘れられない痛さ。
翠は「くっだらない復讐」と言いましたが、香奈子がやろうとしていた復讐は、こうやって考えていくと意味のあることのように思えてきて不思議です。意味があるだけで誰も幸せにはなりませんが。

翠の心境も考えてみます。なぜあの日告げ口をしたのか。決まっています、大介を他の女に渡したくなかったから。
もしかしたら、香奈子に見捨てられたら自分のもとに来てくれるという期待もあったのかもしれません。
ですが、大介の香奈子への想いは翠の想像よりも強かった。ただ、あの出来事があったためお互いに近づけず、踏ん切りもつかず。翠も希望を捨てきれなかったのではないのかなと。だからここまで大介と一緒にいたのかなと。
BADエンドでは彼は翠を抱いてくれます。あくまで体だけですが。もしかしたら翠はこの状態でも幸せなのかなと思ったり。
それこそ、お前が悪いんだからな。です。
TRUEエンドでは諦めたというのが正しい表現でしょう。いくらすれ違えどお互いを想い続ける二人に観念したのかもしれませんね。

さて、まとまったかまとまっていないのかよくわかりませんが、長くなってしまったのでここまで。
なんかいろいろ迷走してしまいましたね(笑)
翠ルートなどの感想もすぐあげますので見ていただけたら幸いです。
あなたのショコラのプレイ感想なども聞かせていただけたら嬉しいです。twitterやコメント欄でまってます。

冴えない彼女の育てかた GirlsSide 感想


すっかり旬を逃してしまった感がありますが、最初は最近で一番衝撃を受けたこの作品から。
(あとで10年前の作品の感想書くつもりなのに何言ってるんだお前は)

1月からアニメ放送も開始されており、先日BD&DVD第一巻が発売された、冴えない彼女の育てかた。
この本はその中のヒロインである澤村・スペンサー・英梨々と霞ヶ丘詩羽にスポットを当てた内容となっています。

構成は二部構成になっており、第一部が倫也が二人を引き合わせる前の話(この言い方はいろいろ間違ってる)。
第二部が本編ラノベ7巻の補完的な話でした。

第一部に関しては以前ドラマガに掲載された内容のため、個人的には驚きはなかったのですが、第二部が。

丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸丸戸

あっ、ちなみに丸戸とは原作者の丸戸史明先生のことです。
僕は基本的には先生の書かれた「WHITE ALBUM2」という作品に心酔してるのですが、その作品とは違った凄みを感じました。

一言で言い表すなら恐怖、ですね。

紅坂朱音というクリエイターの鬼に出逢ってしまった恐怖。
その作品のクオリティの高さに引き寄せられる恐怖。
今まで作り上げてきたサークルが脆くも崩れ去る恐怖。

紅坂朱音との対峙シーンは本当に怖かったです。
もしかしたら英梨々に近い目線で物語を見てたのかもしれません。

ただ、幸か不幸か、英梨々にはそのクリエイターの鬼を振り向かせることのできる力を持っていて。
今いる場所じゃ自分の力を発揮することも伸ばすこともできなくて。
だから英梨々にはもう二つの選択肢しか残されていなくて。

きっとどちらを選んでも後悔するでしょう。それぐらい魅力的で悩ましい選択肢で。
でもいずれ両方を掴んでやるという覚悟で、英梨々は決断を下して。

そんな彼女の葛藤に胸を打たれました。


いかんせん読んでから時間が経っているのでそこまで熱く感想を書くことができなかった気がしますが、
冴えカノ好きな方、ナンバリング巻しか追ってない方もぜひ読んで欲しいと思う一冊でした。
次は8巻新たなスタートといってもいいでしょう。今から楽しみです。

いきさつ


初めまして、べたー(twitter:@better121)と申します。
今まではtwitterなどでゲームの感想などをつぶやいてきましたが、
ネタバレをしていいのか、またどこまで言っていいのかの判断が難しい
ということで、twitterでの感想投稿がしづらい心境となりました。
(ネタバレされるのはほんとに嫌な気持ちになりますからね)
そこで、ブログを開設してそこで感想を書こうじゃないか、という考えに至った次第でございます。

ですけれど、あくまでtwitterの延長としてのブログなのでたいしたことは書きません(笑)
思ったことをつらつらと書き連ねていくだけです。

ではでは、よろしくお願いいたします。


プロフィール

べたー

Author:べたー
ご覧いただきありがとうございます。
こちらのブログではネタバレの内容を含む場合がございます。
あらかじめご了承ください。

日常のことなどは
twitter:@better121
にてつぶやいています。

過去の丸戸作品を少しずつプレイ中。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR